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ヒーロー・ヒロイン
「Vフォー・ヴェンデッタ」全体主義国家に復讐心を燃やす男。
Vフォー・ヴェンデッタ 出演:ナタリー・ポートマン, スティーブン・レイ
   ヒューゴ・ウィーヴィング, その他
監督:ジェームズ・マクティーグ
製作年/製作国:2005年/イギリス, アメリカ, ドイツ

イギリスのコミック雑誌に連載された漫画が原作。近未来、独裁的全体主義国家となったイギリスを舞台に、過激な革命家と彼に翻弄される人々を描いた物語です。
あらすじ… 1605年11月 5日、 イングランドでウェストミンスター宮殿内にある議会の爆破未遂事件が起こります。この火薬陰謀事件の首謀者ガイ・フォークスは逮捕後処刑されますが、 彼の理念やアナキズムは受け継がれていき、およそ 420年後、独裁的全体主義国家となったイギリスに、テロリスト「V」を生み出すことになります。

ある夜、国営放送局に勤めるイヴィー・ハモンドは、国の定める外出禁止時刻に外出してしまい、運悪く秘密警察に捕まってしまいます。 抵抗したことを理由に乱暴されそうになった彼女は、間一髪ガイ・フォークスの仮面をした男Vに助けられ、 彼に言われるまま付いて行った先で、刑事裁判所が彼に爆破されるのを目の当たりにします。

朝になりイヴィーが勤める放送局をジャックしたVは、国民に対して「国の検閲や監視が横行するのは国民の責任だ。 自由の為に立ち上がるなら、1年後の11月5日、私と議事堂前に立とう」と語りかけます。 しかし、局には未明の件でイヴィーを追っていたフィンチ警視が来ており、Vは逃走中に追い込まれてしまいます。

成り行き上、警官に銃を向けられたVを助けてしまったイヴィー。このままでは公安に逮捕され処刑されかねない彼女は、 Vに連れられ彼の隠れ家へとやって来ます。一方、Vの過去を捜査し始めたフィンチ警視は、 Vのテロ行為の裏に復讐心があること、その復讐心の行き着く先に政府が隠蔽した恐ろしい秘密があることに気付きます…。
英語の「Guy」の由来となる実在の人物ガイ・フォークスをモチーフに、彼の思想を受け継ぐ謎のアナーキスト「V」の暗躍を描いた物語です。 と言っても、Vが唯一の主役という感じは無く、彼に係わった人々によりストーリーが組み立てられていき、Vはそれを俯瞰しているような雰囲気があります。

鑑賞前に「軽薄なマスクの男が出てきてアクションを演じ、物語に哲学的な箔を付ける為に自由至上主義を漂わせた映画」と勝手な心積もりをしていたら、 かなり重厚で硬派な映画だったのでビックリしました。アクション映画としての娯楽性と物語が持つ深いテーマのバランスがとてもいい映画だと思います。

とにかくVの個性が強烈です。高い知性を有する上、ある事件を切欠に並外れた身体能力を手に入れたらしいのですが、詳細は最期まで謎に包まれたままです。 しかし、その点は謎のままでも心地よく設定として面白いです。映画中にVや5(ローマ数字でV)に関するものが出てきますので、探すのも楽しいです。

映画の中に「政治家は嘘を語り、作家は嘘で真実を語る」というセリフがありますが、この映画の中には後者(セリフの形を借りた問題提起)が沢山出てきます。 Vの存在自体が「自由を手に入れる為に何をすべきか?何をしてもいいのか?」など示唆に富んでいますが、 考えるのは後にして、鑑賞中は映画を楽しむのがベターです。
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posted by SoLo at 2006年12月26日 | コメント(0)を読む | トラックバック(0)を見る
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