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実話・史劇
「男たちの大和 / YAMATO」もう会えない人を守ろうとした男達。
男たちの大和 / YAMATO 出演:反町隆史, 中村獅童, 鈴木京香, 仲代達矢
   松山ケンイチ, 蒼井優, その他
監督:佐藤純彌
製作年/製作国:2005年/日本

生存者と遺族への取材によって完成された、 辺見じゅん氏の「男たちの大和」が原作。 機銃射手として搭乗していた老人が、大和の最期を思い起こします。
あらすじ…2005年4月6日、大和慰霊祭前日。 鹿児島県枕崎漁港で大和沈没箇所へ行ってくれる船を探していた内田真貴子は、神尾克己という老漁師の助けで戦艦が眠る東シナ海を目指すことになります。 神尾老人は機銃射手として大和に搭乗しており、真貴子の養父が命の恩人である内田兵曹だと知った彼は、おもむろに60年前を語り始めます。

昭和17年。15歳で海軍特別年少兵となり、2年後に戦艦大和に配属された神尾克己。 艦首に菊の紋を拝した世界最大の戦艦に胸を躍らせたのも束の間、機銃射手隊となり厳しい訓練の毎日を過ごし始めた彼は、 射撃手の内田兵曹と烹炊所の班長を務める森脇主計兵曹を慕い始め、互いに信頼し合い切磋琢磨する二人に惹かれ始めます。

しかし、その年の10月、神尾達新兵にとって始めての実戦となるレイテ沖海戦に参加した大和は、米軍機の激しい攻撃を受け、 機銃射手隊を指揮していた内田兵曹は、戦闘の最中肩から腰への貫通撃と左目を失う重傷を負ってしまいます。 大和はこの戦闘で沢山の死者や負傷者を出し、内田兵曹も艦を降ろされ呉の病院へと運ばれます。

日増しに日本の敗戦が濃くなる中、連合軍の進攻を阻止する為に沖縄へ向かうことになった大和。昭和20年3月、呉に帰港した搭乗員達は、 最後の上陸と覚悟して思い思いの時間を過ごします。そして、運命の4月7日。 海上特攻を受領した大和は、もう会えない人々を守る為、帰る当ての無い戦闘へと出撃していきます…。
かつて戦艦大和に機銃射手として搭乗していた老人が、憧れと信頼を寄せた二等兵曹の養女と沈没ポイントを目指すことになり、60年前 の体験を思い起こしていきます。戦争の悲惨さを残虐でリアルな戦闘シーンによって表現するのではなく、 戦艦と一緒に散った人々の生き様を通して「忘れてはいけないもの」として描かれていきます。

人間ドラマの比重が高い為、大和がどの様な社会的背景の中で誕生し、どの様な戦歴を辿ったかは、この映画では詳細に知ることはできません。 乗員も士官を除けば実在かどうか分からず、史実を詳しく見たい場合には不適当かもしれません。 戦争映画は一にも二にもリアルさだと言う方にはお勧めしません。

しかし、大東亜戦争末期に生きた人々のイデオロギーや考えには、多少なりとも触れられる内容だったと思います。長嶋一茂さん演じる臼淵大尉の言葉や、 戦死して髪と爪だけになって帰ってきた乗組員の母親の心情を推し量ると、胸が張り裂けそうになります。克己(己に勝つ)心の弱い自分が恥ずかしくなります。

神尾克己と内田真貴子が、戦艦大和の沈没ポイントでそれぞれの目的を達成した後、15歳になる船員の敦が真剣な面持ちで船を引き返し始めます。 船長が同じ15歳だった頃の話に感化された少年は、生きることについて、平和について何を思っていたのでしょうか? 精悍さを増した様に見える面構えが、全てを物語っているように思えます。
「男たちの大和 / YAMATO」のレビューを…
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posted by SoLo at 2006年12月07日 | コメント(0)を読む | トラックバック(0)を見る
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