
監督:山下敦弘
製作年/製作国:2005年/日本
高校生活最後の学園祭がトラブルで幕を開けた軽音部の女子高生達を、ブルーハーツの名曲に乗せて描いた作品です。青春のマッタリ感でいっぱいです。
あらすじ…芝崎高第34回文化祭、ひいらぎ祭り。
3日後の最終日にライヴをやる予定だった恵たちのバンドは、ギターの萌が指を骨折したことがきっかけで、
恵とケンカになったボーカル凛子まで抜けてしまい窮地に立たされます。急遽オリジナル曲はあきらめ、3日でコピーできそうな曲を探す恵たち。
古びたテープの山から選んでかけた曲は、ブルハーツの「リンダリンダ」でした。
萌と凛子が抜け、後に残されたドラムの響子、ベースの望、キーボード転じて臨時でギターをすることになった恵たち3人。 ボーカルを探していた彼女達は、偶然前を通りかかった韓国からの留学生ソンに声を掛け、ソンは意味も分からず引き受けてしまいます。
出会いはどうあれ、新たに結成された即席バンド「パーランマウム(青い心)」。 文化祭の特異な空気の中、4人の練習は足並みが揃ったり揃わなかったりしながら、時にはマッタリ、時には熱く進んでいきます。
そして、迎えた文化祭最終日。本番まで知り合いのスタジオへ練習に出掛けた恵たちでしたが、連日の夜中にまで及ぶ練習で疲れ果てた彼女達は、 とうとう我慢しきれず居眠りをしてしまいます。携帯電話の音で目覚める恵。彼女が時計を見ると、それは本番開始時刻を指していました…。
高校生の時間の流れがリアルに表現されている映画だと思います。いつもは机に座って受動的に授業を受けている高校生。
彼ら彼女らの日頃はマッタリとした時間が、文化祭というイベントの中で瞬間的な熱を帯びる。そして、ライヴなどの本番よりも、
そこに至った過程が思い出として残っていく。そんな感じの映画です。
萌と凛子が抜け、後に残されたドラムの響子、ベースの望、キーボード転じて臨時でギターをすることになった恵たち3人。 ボーカルを探していた彼女達は、偶然前を通りかかった韓国からの留学生ソンに声を掛け、ソンは意味も分からず引き受けてしまいます。
出会いはどうあれ、新たに結成された即席バンド「パーランマウム(青い心)」。 文化祭の特異な空気の中、4人の練習は足並みが揃ったり揃わなかったりしながら、時にはマッタリ、時には熱く進んでいきます。
そして、迎えた文化祭最終日。本番まで知り合いのスタジオへ練習に出掛けた恵たちでしたが、連日の夜中にまで及ぶ練習で疲れ果てた彼女達は、 とうとう我慢しきれず居眠りをしてしまいます。携帯電話の音で目覚める恵。彼女が時計を見ると、それは本番開始時刻を指していました…。
本作の魅力のひとつはブルーハーツの「リンダリンダ
映画としての狙ったような盛り上がりがなく、決して思い切り泣いたり笑ったりできるような作品ではありません。 物語中で起こること全てが有り得そうな範囲です。自分の学生生活と本作が、どの程度シンクロできるかがポイントだと思います。
「リンダリンダリンダ」のレビューを…
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