
監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作年/製作国:1997年/アメリカ
スピルバーグ監督が設立者の一人であるドリームワークスの初期の頃の作品です。シュマンツ兄弟の父親役で登場するウィリアム・ヒッキーの遺作となった作品です。
あらすじ…製糸工場と
ボロボロの屋敷を相続したアーニーとラーズのシュマンツ兄弟。弟のラーズは工場の運営を続けようとしますが、ビニール紐に押されて経営は上手くいかず、
妻から家を追い出される始末。一方、兄のアーニーは経営するレストランで害虫騒ぎを出し、店も帰る場所も失ってしまいます。途方に暮れた二人は、
相続品の中にボロ屋敷があったことを思い出し、寝る場所を求めてやって来ます。しかし、そこには既に先住者のネズミがいました。
かつて、行方不明だった住人が、屋根裏にあったトランクから発見された曰く付きのボロ屋敷。偶然発見した設計図から、著名な建築家の幻の遺作であることが判明し、 兄弟は屋敷を競売に掛けようとします。しかし、いざ改装を始めた二人の前には、先住者のネズミが立ちはだかります。
あの手この手でネズミを捕まえようとする二人ですが、全て頭のいいネズミに裏をかかれ、逆にコテンパンにやられる始末。 ここはプロに頼るのが一番とハイテクネズミ捕り業者を呼びますが、出先から戻った二人が見たものは、 屋根裏のトランクから発見され、「あれは馬か!?悪魔か!?」と悲鳴を上げながら救急車の担架で運ばれていく業者でした…。
頭の良いネズミが悪魔的な活躍をするコメディーです。家中を走り回り、シュマンツ兄弟やネコ、マウスハンターをコテンパンに伸していきます。
ネズミを極端な擬人化することなく、人間より頭の良いネズミとして描いますので、大人でも楽しめると思います。
かつて、行方不明だった住人が、屋根裏にあったトランクから発見された曰く付きのボロ屋敷。偶然発見した設計図から、著名な建築家の幻の遺作であることが判明し、 兄弟は屋敷を競売に掛けようとします。しかし、いざ改装を始めた二人の前には、先住者のネズミが立ちはだかります。
あの手この手でネズミを捕まえようとする二人ですが、全て頭のいいネズミに裏をかかれ、逆にコテンパンにやられる始末。 ここはプロに頼るのが一番とハイテクネズミ捕り業者を呼びますが、出先から戻った二人が見たものは、 屋根裏のトランクから発見され、「あれは馬か!?悪魔か!?」と悲鳴を上げながら救急車の担架で運ばれていく業者でした…。
本作を最高のコメディーに仕立て上げている人間側の功労者は、何といってもシュマンツ兄弟。私欲に駆られる兄と不器用な弟が、「これでもか!」というくらいに自爆します。 オッチョコチョイだけど憎めない兄弟に抱腹絶倒します。
「大山鳴動して鼠一匹」ならぬ「鼠一匹に大山鳴動」な本作。理屈抜きで笑いたい気分の時は、なかなかオススメな1本です。
「マウス・ハント」のレビューを…
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